空き家を購入して移住したい方は年々増加傾向

「都市部に暮らす人のおよそ3割は田舎暮らしをしてみたい」という調査結果もあり、「田舎で少し畑をしながらスローライフを…」と考えている人は決して少なくありません。

しかしながら「地方に流通している空き家に手を入れて住む」ということにはメリットもデメリットも存在します。

今回は空き家購入して移住する前に知っておいて欲しいことについて紹介すると共に、二戸地域で空き家取得に活用できる補助金についてもご紹介したいと思います。

空き家購入によるメリット

移住する上でまず必要となるのが「住まいの確保」です。
賃貸だと敷地の自由が少ないため、都心と比べると物件相場も安い地方で、移住を機に持ち家を取得して住みたい…といった方が比較的多く存在します。

空き家購入に関しては費用面、利活用の面で非常に多くのメリットがあります。

空き家購入のメリット
  • 物件取得価格が安い
    土地を購入しての新築と比較すると物件によっては半値以下での購入も可能
  • 広い敷地での暮らしを実現できる
    賃貸では難しい庭付き、畑付きの物件を選ぶことが可能
  • 自分らしいライフスタイルを実現できる
    DIYでの改修も可能で、憧れのレイアウトなどを実現できる場合も。躯体を活かした自由なリノベーションを楽しめるのも空き家利活用の醍醐味です

住居費の圧縮が主なメリットとなりますが、それに付随して自由度、敷地の利活用といった部分も大きな利点です。

持ち家だからこその地域コミュニティへの参加なども利点の一つとなります

空き家購入によるデメリット

一方、土地勘の無い移住先で空き家を購入することになる場合はデメリットもあります。

空き家購入のメリット
  • 希望の条件を満たした物件が見つからないかも
    「物件探しは出会い」と言われており、物件流通量が少ない地方においては希望条件を満たした物件となかなか出会えないこともあります
  • 便利なエリア選定が難しい
    土地勘が無いために住んでから便の悪さに気が付く場合も
  • 改修費がかさむ場合がある
    空き家購入には状態確認のノウハウが必要で、見た目以上に傷みが進んでいる場合は多額の改修費がかかるケースがある
  • 古い建物の場合は害虫被害にも注意
    冬季の気温が低くなる二戸ではゴキブリは一般家庭でほぼ見られませんが、カメムシやゲジなど、害虫とされる虫の侵入経路が多い場合があります。改修で改善可能ですが、大きな改修を行わない場合は共存できるかどうか事前に確認を。自然が多いがゆえに、という点です。

といったデメリットが挙げられ、空き家利活用においては事前に知っておいた方がよいポイントです。

二戸市では空き家バンクを設置しており、補助金を活用してよりオトクに物件取得が可能です。

二戸市空き家バンク

土地勘の無さ故にエリア選定が上手くいかない、といった点については、二戸市移住コーディネーターなどのサポートを受けることによって解消可能な場合もございますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

空き家取得に活用できる補助制度

二戸市内の空き家を取得、および利活用する場合、利用できる補助制度もいくつかございますのでご紹介いたします。

ご自分のケースで利用できるかどうか不安な場合は当サイトのお問合せフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。

〇二戸市移住定住住宅リフォーム補助金
〇二戸市空き店舗等活用促進事業費補助金
二戸市若者向け空き家住宅取得支援補助金
 ※空き家バンク登録物件が対象
二戸市結婚新生活支援補助金