二戸市は岩手県の最北端に位置する人口25,000人の街です。決して栄えた街並みではありませんが、緑あふれる自然の風景がそこかしこで感じられるため、のんびりとした時間が漂います。
しかし、移住を検討した場合に気になるのはやはり「娯楽」です。小さな街ではなかなか満足できないことも多い娯楽の実情について、ご紹介させていただきます。
二戸の娯楽
娯楽と一言に行っても、大人向けや子供向け、学生向け、高齢者向けなど、いろいろな視点の物がありますのですべてを網羅することは難しいと思いますが、可能な限りご紹介したいと思います。
- ゴルフの打ちっぱなしがある
- 稲庭高原パークゴルフ場がある
- ファミレスは「まるまつ」さんがあり、22時まで営業
- 24時間営業はコンビニ複数店舗あり
- クレーンゲームやメダルゲームがあるゲームコーナーも
- 本屋さんも数件
- カフェも数軒コンセプトが異なる店舗があります。チェーン店がよければミスタードーナツも
- スケートリンクがあり自由滑走可能。冬には競技としてのカーリングも盛ん
- 市民吹奏楽団、合唱団がある
- 盛岡さんさ踊りの二戸グループ「さっこら二戸」
- 二戸まつり、金勢祭り、サイトギ、裸参り、他各施設で開催されるイベントも
- 二戸市中心部にあるシビックセンターではこども科学館があり体験型の企画も
- 自由に遊べる芝生のプレイエリアあり
- シーズンには馬淵川で鮎釣りを楽しむ釣り人が多数
- 新そばを楽しめる地域文化
規模としてはやはり都会と比べると見劣りするかもしれませんが、日ごろ暮らすには十分な娯楽施設があるものと思っています。
しかし今回は、「もしも二戸市に住んだ場合の近隣地域へ行く際にかかる時間」と、「周辺の娯楽施設」などのご紹介をしたいと思います。
八戸市
八戸市は青森県の南東部に位置する人口およそ21万人の地域です。大手チェーン店の初出店となることも多い街で、海に面していることもあり工業地域としても栄えています。
二戸からはおよそ40kmほどで、車で行けば１時間、高速道路を使えば４５分ほどでアクセスが可能で、規模の大きな商業施設や、都会ではごく一般的な飲食チェーン店もほぼ揃っています。
市立博物館もリニューアルオープンし、文化面でも楽しみのある地域。
「こどもの国」という遊園地施設があったり、市中心部の「はっち」という施設には子供も楽しめる場も多くあります。
片道１時間ほどということもあり、二戸市から八戸市の会社に通勤されている方もいらっしゃいます。
八戸の就職先も視野に入れることができれば、より選択肢が広がりますね。
おいらせ町
おいらせ町は人口25,000人ほどの青森県の街で、二戸と同程度の規模感の街です。
イオン下田ショッピングセンターは二戸市から最も近い映画館を有していて、青森県内で最大級の敷地面積を誇る商業施設。120もの専門店が並び、朝から夜まで一日中いても飽きないほどのコンテンツがあります。二戸からも遊びに行く方が多い印象です。
高速道路を使うと１時間かからないくらいでアクセスでき、大変利便が良いです。
盛岡市
盛岡市は岩手県の県庁所在地で、人口およそ30万人の街。岩手大学が立地していることもあり若者も多く、先日ニューヨーク・タイムズ紙の選ぶ「2023年に行くべき52カ所」に選出されたことで観光客も多く訪れています。
先日大規模改修工事が終わった市立の動物園「ZOOMO」もおすすめ。小岩井農場で動物と触れ合ってアイスを食べ、冷麺、じゃじゃ麺はたまた盛岡名物「わんこそば」を堪能し…ということも。
二戸からは90kmほどで、高速道路使用で１時間20分くらいの移動時間です。新幹線では驚きの25分！十分に遊びに行けます。
大きな商業施設も複数あり、行くたびに新たな楽しみを発見できるのではないでしょうか。
一戸町
一戸町は二戸市のお隣の町で、優れた雪質で知られるスキー場がある奥中山高原を有します。
スキーやスノーボードなど冬レジャーを満喫される方は年間パスを買ってらっしゃったりしますね。
一戸町は子供連れには嬉しい「こどもの森」という大きなあそび場があり、週末には多くの家族連れが季節問わず訪れています。夏には水遊びのできる広いスペースも。
縦に長いため、二戸からは車で10分ほどで一戸に入りますが、こどもの森のある奥中山地区までは40分程度かかります。
★まとめ
本当は二戸市内ですべてを堪能できるのが一番なのかもしれませんが、そうした娯楽施設がない分、静かでゆったりとした時間が流れているということも長所のひとつ。
遊びたくなったら少し車を走らせるだけで栄えた街場に繰り出せるアクセスの良さは、移住先としての要件として大事な要素ではないでしょうか。
普段は二戸市で田舎の暮らしの良いところを。週末には少し足を延ばして娯楽に興じて。
ぜひご検討ください♪