2024年9月6日(金)~8日(日)の期間において、二戸まつりが開催されました。
(例年9月の初めの週末に開催されます)

コロナ禍の自粛ムードもだんだんと薄れてきて、かつての賑わいを取り戻したかのような人出があり大変賑わいを見せたお祭りとなりました。

さて、この二戸祭りですが歴史は古く、およそ450年前に起源があるとされています。

市内の呑香稲荷神社、愛宕神社、秋葉神社が三社合同で行う例祭に伴うおまつりで、それぞれの御輿や各地域ごとにたくさんの時間をかけて制作された華やかな山車が、「ヨーイサ、ヨイサ」の掛け声のもと市内中心部を練り歩きます。

二戸まつりの山車運行の様子

また、2023年から新たな取り組みとして行われている「陸奥むつ土風どふう」は、江戸末期から明治初期にかけて行われていた祭りの様子を描いた絵巻物を元に、神輿行列を再現するものです。

先導は馬に乗り、神輿の守護をするための役人たちも絵巻物にある服装を基に再現し、賑やかな山車運行とはまた違った趣を楽しむことができる出し物として楽しまれました。

「陸奥の土風」の様子

また、二戸まつりは夜の「流し踊り」も見どころ&楽しみの一つ。

地元企業や団体が着飾って、同じ音楽に合わせて踊り歩く様は見て楽しめるだけでなく迫力もあり、お祭りの熱を夜になるまで堪能することができます!

二戸まつり「流し踊り」の様子

昼間から夜までやっている屋台も時間帯を問わず賑わっており、二戸市民全員のみならず近隣地域からもたくさんの人が訪れるお祭りです。

9月最初の週末は、ぜひ二戸まつりをご観覧にいらしてみてはいかがでしょうか。
(駐車場は二戸市役所や二戸市民文化会館、二戸地区合同庁舎や二戸市総合スポーツセンターなどの公共施設をご利用いただけます)

賑わう屋台の様子