二戸市は国産漆(うるし)の最大産地です。

国産漆の総生産量の内、およそ8割を二戸地域が占めており、文化財修復や工芸品生産に寄与しております。

そんな産地だからこそできる、漆産業に関わりたい方向けのインターンシップ、漆掻き技術の研修が行われます。

ぜひご参加いただければと思います。

浄法寺漆インターンシップ

二戸市、浄法寺うるしび合同会社にて開催される本インターンシップでは、二戸市の漆関連産業等(塗師、漆掻き)の体験実習を中心に実施し、実習を通じて本市の漆関連産業への理解を深めるとともに同産業への就業を検討する機会を創出し、二戸市の漆関連産業の従事者の拡大を図ることを目的としています。

伝統工芸に携わりたい、漆器製造に興味がある、日本の伝統文化を継承したい、など、ぜひここ二戸市で漆文化に触れていただければと思います。

名称浄法寺漆インターンシップ
主催浄法寺うるしび合同会社(事業委託元:二戸市)
募集期間令和6年7月12日(金)まで
実施期間令和6年8月6日(火)から8月8日(木)まで
カリキュラム(予定)【8月6日(火)】
<オリエンテーション・座学>
・近年の浄法寺漆の歩みについて
・安比川流域(浄法寺)の歴史文化について
【8月7日(水)】
<座学>
・安比川流域(安代)の歴史文化について
<実習>
・漆苗木現場の見学、体験
・漆掻き現場の見学、体験
【8月8日(木)】
<実習>
・浄法寺塗の見学、体験
対象者&定員大学等に在籍する学生5名(担当教員等の推薦が必要です)。
応募要項詳細うるしの國・浄法寺のページからご確認ください。

日本うるし搔き技術保存会-研修生募集について

研修生(左)が漆掻きの指導を受ける様子(引用元:日本うるし掻き技術保存会HP)

日本うるし搔き技術保存会では、漆掻き技術の伝承者養成事業として、令和6年度短期研修生および令和7年度長期研修生を募集しています。

短期研修では令和6年10月の3日間、
長期研修は翌年 令和7年の6月~11月の6ヶ月間実施予定です。
※長期研修は原則短期研修を修了した方に限ります

日当を受け取りながら漆生産の最前線で指導を受けることができる貴重な機会となっておりますので、漆産業に関心があって仕事にしてみたい方のご応募をお待ちしております。

詳細、お申込みについては下記リンクの「日本うるし掻き技術保存会」のHPよりご確認ください。

短期研修生・長期研修生を募集しています | 日本うるし搔き技術保存会 (urushikaki-hozon.com)

R6年度募集中の漆関連産業の採用情報

二戸市では地域おこし協力隊制度を活用し、安定した収入を得ながら漆掻きや塗師といった職人になれる道筋をご用意しております。

定住実績も多数あり、研修体制・受入れノウハウが整っておりますのでご検討いただければと思います。