二戸はフードダイバーシティに取り組んでいます

フードダイバーシティとは「食の多様性」のこと。

宗教上の理由から口にできるものが限られている人がいたり、アレルギーを持っていて食事に気を付けないと命の危険にさらされてしまう人がいたり、自らの思想によって食べるものを制限している人がいます。

食事が多様化した現代において、さまざまな思想や文化を持つ人々が同じようにおいしい食事を取ることは難しいことではありますが、すべての人が空腹や不自由さを感じることなく快適に過ごせるようにしていく必要がある…という考え方に基づいて推進されています。

ここ二戸市でも、こうした食の多様性に対応できるよう、ヴィーガン料理の提供を行う飲食店やヴィーガン認証を受けた企業があり、積極的に取り組んでいます。

フードダイバーシティへの取り組み

二戸市のフードダイバーシティへの取り組みが始まったのは令和2年1月24日から。
市内事業者の(株)小松製菓、(株)南部美人、久慈ファーム(有)の三社が東京都内で「フードダイバーシティ（食の多様性）宣言」を行ったところからです。市全体を巻き込んだ取り組みは当時全国初の試みでした。

そして令和3年9月25日には二戸フードダイバーシティ協議会が設立され、食の多様性に取り組む飲食店や事業者の支援や認知度向上の取り組みを行っています。

フードダイバーシティ株式会社が情報発信を担っており、これまでの活動がまとめてご覧いただけます。

日本酒の蔵元「南部美人」

二戸市の蔵元「南部美人」さんは、2019年1月25日にヴィーガン認証を取得しました。
二戸の風土で育ったお米を醸し、二戸の風土の酒を造る酒蔵です。

南部せんべいの「小松製菓」

2020年にヴィーガン認証を取得した「小松製菓」さん。
「せんべい」として馴染まれている南部せんべいですが、原材料は小麦。軽い口当たりが特徴で地元のみならず全国にファンが多いおせんべいです。

二戸市内でヴィーガン料理等を提供しているお店

動物性の肉など不使用で、かつ味わい深いヴィーガン食を提供している飲食店や、対応商品を取り扱っている店舗があります。ぜひご利用ください。