二戸は国産漆の最大産地です!

古来より、日常の器や寺社仏閣に塗料として使用されてきた漆。

国産の漆は全体使用量の数%と非常に数の少ない限られたものですが、そのおよそ7割がここ岩手県二戸市で生産されています。

文化財である寺社仏閣や工芸品の補修には国産漆を使うよう方針が発表され、国産漆の需要はますます高まっています。

そんな背景がある漆業界ですが、二戸市では「浄法寺塗り」という漆器生産が歴史的に行われております。

浄法寺塗は、貴重な国産漆を下地から仕上げまで贅沢に使用した漆器です。
一般的な漆器は「仕上げ塗りのみ国産漆」ということが多いのですが、国内最大産地である二戸では、このような使い方ができ、差別化につながっています。

浄法寺塗はシンプルな見た目で現代の生活にも溶け込みます

漆器といえば高級品で、蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)といった技法を盛り込んだ華美な装飾が施された器…そんなイメージがありませんか?

浄法寺塗は飾り気がなく、どんなシーンにも主張し過ぎない、控えめなたたずまいの器です。

国産漆を贅沢に使用していますが、それを感じさせない上品さがあります。

その分価格帯はやや高めですが、一生使える器です。

日常使いに、ぜひご検討くださいませ。

実物を見て購入できる施設はコチラ!

滴生舎(二戸市浄法寺)

滴生舎は複数人の職人が駐在する工房兼販売店舗です。
作業の様子も一部ご覧いただけますので、お買い周りの際はぜひお立ち寄りください。

漆器は一点一点の表情が異なり、一期一会のもの。
お手に取って気に入った場合はディスプレイしている商品をお買い上げいただくことも可能ですので、スタッフにお申し付けくださいませ。

滴生舎HPはこちら

滴生舎HPより引用

なにゃーと物産センター(二戸駅となり)

東北新幹線二戸駅に隣接するなにゃーと物産センターは、岩手県北・青森県南・秋田県東19市町村の特産品、名産品を販売。地域住民はもちろん観光やビジネスで二戸を訪れる方に、二戸を中心とした北東北3県の食や工芸、豊かな自然などさまざまな魅力を発信しています。

浄法寺塗りも一部商品がおいてありますので「時間の都合で浄法寺までは行けない…」という場合はぜひご覧くださいませ。

なにゃーと物産センターHPはコチラ

あなたもきっと、気に入る器に出会えるはず。

平皿、小皿、ボウル、どんぶり、ぐいのみ、コップ、お椀などなど、浄法寺塗りはたくさんのラインナップがあります。

ぜひ実物をご覧いただいて、お気に入りの一つを見つけていただきたいと思います。

「漆器って扱いが難しそう…」いえいえ、意外と丈夫です。

食洗器と電子レンジにさえ入れなければ、他は意外と大丈夫!
ウチでは沸かしたてのお湯でコーヒーを淹れたりしています。

「水でつけ置きもあまりよくない」と言われますが、一晩くらいは割とやっちゃいますが、今のところ不具合らしいものはありません。

洗った後に拭き上げしないと水垢の跡が付いてしまうのでこれだけ注意が必要です。

もしも残ってしまったときは、丸めたラップに歯磨き粉を付けて軽くこするときれいに取れます!
(公式の方法ではありませんが)

「高価だったから大事に使いたい」
「壊してしまわないか、傷をつけてしまわないか心配」

そんな気持ちもわかります。
ですが漆器は使われてこそのものです。

使い込むほどに味が出るものですので、せっかく買ったならたくさん使ってあげてほしいと思います。