二戸市民になって冬になると避けて通れないのが冬道。
車での移動も気を付けなければならない点がたくさんあるのですが、歩き方も気を付けなければなりません。
そこで、生まれて以来雪深い地域にしか住んでいない私が、冬道の歩行のコツを伝授いたします!!
雪の少ない地域からいらっしゃる際は、冬道の歩行に十分お気を付けて…!
滑りやすいところはどこ?
まずこれを知っておかないといけないですね。
冬道では常に緊張感を持って歩くことはもちろんですが、特に以下の場所では気を付けましょう!
■横断歩道
「あぁ、青!はやく渡らなきゃ……!」
気持ちも焦るのですが、横断歩道は転倒しやすい状況になっている可能性がかなり高い場所です。
横断歩道の『白線部分』は、普通のアスファルト部分と違って水がしみこみにくく、氷の膜ができやすいためツルッツルに…!
急ぐ時こそゆっくりと、安全に渡りたいものです。
■たくさんの人が雪を踏み固めるところ
バスやタクシーの乗降場所、建物から外に出るエントランス部分、通学路や通勤路は、雪が踏み固められ、氷状になってしまい、滑りやすくなることがあります。
車に乗り降りする際は片足に重心が移り、特に滑りやすくなります。
■車の出入りのある歩道
住宅や店舗の駐車場の入り口や、ガソリンスタンド前など車の出入りのある歩道は、雪が車のタイヤに踏まれて固くなりやすく、さらにタイヤの摩擦で磨かれたり、エンジン等の発熱により表面が濡れたりしているため、非常に滑りやすくなっています。
道路や歩道には水はけを良くするために若干の勾配が設けられているため、傾斜が付いています。
これらのことから余計に滑りやすく、転倒しやすくなっていますので特に注意して歩きましょう。
冬道で滑らない歩き方コツ
何をしても転ぶときは転んでしまうものですが、出来ることなら転びたくない…。
ということで、少しでも滑りにくい歩行方法としてご紹介をいたします。
■小さな歩幅で歩く
そんな当たり前のことと思われるかもしれませんがとっても重要なポイントの一つです。
歩幅が大きいと足を高く上げなければなりません。そうすると当然体の揺れが大きくなり転倒しやすくなります。
滑りやすいところでは基本的に小さな歩幅で歩きましょう。
■靴の裏全体を路面につけて歩く
雪道を歩くときは重心を前に置き、出来るだけ足の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。
道路の表面が氷状になっているつるつるの路面では「小さな歩幅」で「靴の裏全体をつけて歩く」歩き方が有効です。
しかし靴の裏全体をつけて歩くと言ってもすり足ですとつまづきの原因にもなるので、軽く足を浮かせて歩きましょう。
■急がず焦らず余裕を持って歩く
最後はこれに尽きます。心に余裕があれば、行動にも余裕が生まれます。
小さな歩幅で靴の裏全体を路面につけて歩いていても、気持ちが焦っていたり
「時間がない!」と急いでいたら、転ぶ確率もグッと上がってしまうものです。
病は気から、雪道も気から…。そう最後は気持ち。すべては気持ちです!
以上、冬道で滑らないで歩くコツを説明してきました。もう次の一歩からやれることばかりです!
冬道を攻略して長い冬を怪我無く乗り切りましょう~!