岩手県二戸市とは…?

岩手県二戸市(にのへし)とは、2006年に旧二戸市と旧浄法寺町が合併して生まれた街。人口は約24000人、岩手県の内陸最北部に位置する二戸市は、8月の平均最高気温は28.2℃、1月の平均最高気温は1.7℃という年間を通じて冷涼な気温が続きます。

岩手県内で最も降水量が少ないという独自の気候風土を活かし、リンゴやサクランボなどの果実やジャガイモなど、米・雑穀類の栽培が盛ん。

また、浄法寺町を中心として採れる浄法寺漆の生産は日本一で、近年では減少傾向にあった漆掻き職人も若い世代で担う方が増え、国内最大の生産量を維持しています。

そのほかにも、良質な水で育くまれた若鳥…「あべどり」や「菜彩鶏」といったブランド鶏肉、折爪岳の広大な山地で自然放牧されて飼育された赤身の和牛「短角牛」、きめ細やかな肉質が特徴の三元豚「佐助豚」などの各種ブランド肉の生産も主な産業です。

二戸市の名前の由来

二戸という名前は、過去に施行されていた「四門九戸(しもんくのへ)の制」に由来します。 四門九戸の制とは、かつての陸奥国にあった郡・糠部郡を四つの門と九の戸に分割したものです。寛永11年の時には、二戸郡と北郡、三戸郡、九戸郡とに分けられました。

県北広域振興局経営企画部二戸地域振興センター
岩手のてっぺん ふしぎ発見 二戸エリアなぜなに探検隊が行く!」より抜粋

岩手県二戸市の魅力って?

豊かな緑と温泉、歴史的名所が点在する二戸市は、自然と文化、歴史が融合した魅力あふれる街。

雄大な折爪岳と稲庭岳に抱かれ、清浄な馬淵川が市の中央部を流れています。

河川沿いには座敷童伝説で有名な金田一温泉があり、市内には国の史跡である九戸城跡や自然豊かな折爪・馬仙峡県立自然公園などもあります。

二戸市は各種ブランド肉の産地でもあるため、市内には人気グルメスポットも点在。名物南部せんべいをアレンジしたご当地スイーツなども自慢です。

岩手県二戸市が行っている移住者への支援制度

岩手県二戸市では様々な移住者への支援制度を設けています。住居や就職など様々なサポートを実施し「移住者が住みやすく暮らしやすい街づくり」に尽力している都市です。

〇二戸市ふるさと移住体験補助金
〇二戸市ふるさと移住支援補助金
〇二戸市移住定住住宅リフォーム補助金
〇二戸市-新規就農者支援対策事業
〇二戸市-漆掻き新規就業者支援事業

(注)指定地域・・・岩手県内の市町村及び青森県八戸市、十和田市、三沢市、上北郡野辺地町、七戸町、六戸町、東北町、おいらせ町、三戸郡の区域並びに秋田県大館市、鹿角市、鹿角郡小坂町の地域をいう。

39歳以下の若者向けの補助制度について

二戸市若者向け空き家住宅取得支援補助金
二戸市結婚新生活支援補助金