雑穀とは、「日本人が主食(白米)以外に利用している穀物の総称」とされており、ヒエ・アワ・キビなど、お米に混ぜて炊いたりして食べられる穀類のことです。

スーパーなどでも五穀米、十穀米といった内容で炊飯時に混ぜて炊くだけのパッケージで売っているものも多く、日ごろ取り入れているご家庭も多いのではないでしょうか。

この雑穀、実は岩手県が生産量日本一!
そしてこの二戸地域にも雑穀文化が根付いており、給食のごはんにも雑穀が入る日もあります。

かつてはやませなどの冷害により、水稲の生育が上手くいかない地域であったことから、どんな土壌、気候でも育つ雑穀が食を支えた…という歴史があり、お年を召した方の中には「昔を思い出すから食べたくない」とおっしゃる方も。

しかしながら現在ではここ二戸市でも稲作が盛んに行われており、飢餓の歴史は昔のものとなりました。現代では米にはない豊富な栄養素が評価され、パワーフードとして日々の食事に取り入れられています。

プチプチとした食感のたのしめる麦類、お米に色が移って見た目も楽しくなる黒米や豆類など、お好みの雑穀を探してみるのも楽しみ方のひとつですね!

JR二戸駅隣接のなにゃーと物産センターでもお買い求めいただけますので、二戸にお越しの際はぜひ雑穀をお試しいただければと思います。

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