地方への移住をご検討の方の理由はさまざまと思います。

  • 都会の忙しい暮らしに疲れてしまったのでのんびり仕事がしたい。
  • 空気も食べ物も美味しい田舎暮らしに憧れる。
  • 自分の畑を持って自給自足の生活をしてみたい。
  • 地域課題を解決する事業を立ち上げたい

などなど、いろいろと思うところがあろうかと思います。

しかし移住をするとなると何かと必要になるのがお金です。

今回は、実際に移住を実行に移す前に、どんな費用がどのくらいかかるのか、その費用に対して使用することのできる補助制度について確認してみましょう。

移住の際にかかる費用とは

移住だけの問題ではありませんが、居を移すことには何かとお金がかかります。

まず想定される出費に「引っ越し費用」があります。
閑散期や繁忙期、単身か家族帯同かによっても大きく変動するものと思いますが、関東圏から二戸に引っ越すとなると移動距離も600kmほどで遠くなるため、15~30万円程度かかってくるものと予想されます。

そして新たに借りる新居の初期費用に20万円(家賃6万円として)、現在住んでいる住まいの清算、車を買うのであれば車の購入費&維持費、そして、現在お勤めの仕事を辞しての引っ越しとなる場合は当面の生活費も…

このあたりが、移住に関連してかかってくる費用と言えます。

代表的な生活費のモデルでそれぞれのケースを試算してみました。

※単身者の場合はすぐに仕事に就けるものとして、3ヶ月分の生活費は空欄
※車の維持費に購入費用は含んでいません

あくまでも概算ですが、どこに移り住むにしても、変動するのは引っ越し費用の部分だけなので、このくらいの費用はかかってくるものと思います。移住には思いのほかお金がかかります…

しかし二戸市では、他市町村から移住された方のみが使うことのできる補助制度をご用意しておりますので、この負担が緩和できます!

二戸市で活用できる移住関連補助制度

〇二戸市ふるさと移住支援補助金

【対象】
・移住を目的に指定地域外から移住する者又は指定地域外から移住して5年以内の者で、市内で就業する者
・転入日時点で年齢が50歳未満のもの

【条件】
・移住のため貸家に入居すること
・申請者本人が契約者となること(一親等内の親族が所有する貸家は不可)
・市内での就業

【補助額】
・家賃1/2の補助(上限2万円、3年間を限度、公的又は企業から家賃補助を受けている世帯でない者)
・賃貸契約に係る初期費用1/2の補助(上限6万円)
・引越し費用1/2の補助(上限10万円)


引っ越し費用、賃貸契約に係る初期費用の半額が補助されるほか、家賃の半額(上限2万円)も継続して補助されるため、日々の暮らしに大きな助けとなります。

先ほど掲示した概算表に、この補助制度を利用した場合の金額を反映しましたのでご参考ください。

※生活費の項目に家賃補助の2万円を反映

単身者の場合は155,000円、世帯での引っ越しの場合は220,000円も負担が軽減されます…!

一時的な転居コストの一部を補助するだけに留まらず、最大3年間で72万円の家賃相当額が補助されるため、地域選定に強いこだわりが無いのであれば二戸を選んでもいいかな…となる大きな要素の一つではないでしょうか…!

他にも、「実際に移住を決める前に下見をしたい」という場合に利用できる「二戸市ふるさと移住体験補助金」というものもございます。

〇二戸市ふるさと移住体験補助金

ぜひ、岩手県二戸市への移住もご検討いただければと思います!

他、移住に際して使用できる補助制度についてはこちらをご参考ください。

費用面、就職先、住まい探しなどのご相談があります場合は、二戸市の移住コーディネーターも対応が可能ですのでぜひお気軽にご連絡下さいませ。